凍結路面は、滑る。
タイヤがスリップして「発進できない」「ブレーキが効かず止まれない」
ゴムでできているタイヤは
濡れた氷の上ではグリップ出来ない(踏ん張りが効かない)ため
現象としては雨の日の「ハイドロプレーニング」と同様に
水膜により路面から浮き上がって滑走するのでグリップが失われ空回りする。
厳寒の地域向けに、スパイクピン(鉄製の鋲)を埋め込んだ「スパイクタイヤ」が存在する。
アスファルト路面を削り、有害な粉塵を発生させるため「スパイクタイヤ」は禁止される事になった。
スタッドレスタイヤを履いたばかりで
ドライ路面を200〜300km走っていない場合
皮むきが済んでいない。
高性能スタッドレスタイヤに使われている「発砲ゴム」は特に
降雪にビックリして、あわててスタッドレスタイヤを履いた人は気をつけて
雪では良いが、通勤時間帯のスリップ事故は多いだろう。
そもそもヨーロッパの冬タイヤは
日本よりも低い温度の路面をターゲットにしている。
気温がマイナスに冷え込むと水膜が発生しないため「滑らない凍結路」
前日の雪の降り始めでは、どんなポンコツなスタッドレスタイヤでも結構走れてしまうため
降雪の翌朝のスリップ事故が多発する。
(氷に弱いスタッドレスの弱点が露呈する)
雪には「ゴムの質」よりも「形状が効く」
夜中に「カチカチに凍ったアスファルト路面は滑りにくい」が
夜明けと共に日光に照らされ温度が上がった凍結路面は「とても滑る」
スピード出しても20km/hまで(理想は徐行〜10km/h)
「乾いた氷は滑らない」だった。
CMコピーとは、かけ離れた性能で「滑りまくった」が
滑りにくい「氷に強いスタッドレスタイヤ」順
ブリジストン「VRX3」
ミシュランのPR記事だが、自社に有利な極低温(滑らない氷結路面温度)のステージ設定
丁寧に読めば、ミシュランは(日本では)滑るから気を付けろと言っている。
良心的なライターさんだ。
忘れた頃に冬は来る! 新型ミシュラン「X-ICE SNOW」試乗記 | GQ JAPAN
実際の性能よりもイメージ戦略で高性能に錯覚させる
ステマの酷いメーカーだとは思っていたが
その通りのようだ。
以前はレベルが低かったと認めている
【ミシュラン X-ICE SNOW 試乗】その名は伊達じゃない!現時点で最も理想的なスタッドレスだ…岡本幸一郎 | レスポンス(Response.jp)
"チャートを見ると、X-ICE 3+との比較では、アイスグリップが大幅に向上したほか、雪性能維持、ロングライフも大きく、スノーグリップ、ウェットグリップも向上し、静粛性と氷性能維持は同等となっているが、その進化ぶりは想像以上だったことをあらかじめお伝えしておきたい。"