「マルチエアコン」
「室内機」2〜4台に対して、「室外機」を1台でまかなう「エアコン」
プランニングを行う際の「住宅建築会社」が得をする。
=物件の購入者が「損をする」タイプのエアコン
・室外機を置くスペースが1台分で済む(狭小地向き)
・複数台フルパワー時の能力が低い。
・電気代が高い。
・一台の室内機がガス漏れすると全てが使えなくなる。
・室外機が故障して入れ替える場合、室内機も全て交換になる。
・隠蔽配管とセットで施工される事が多いので、故障などのトラブル時かなり厄介。
「土地」に「一戸建て」を「新築」する際に
売主側の都合、「もともと持っていた(相続した)土地」を2つ以上に「分割(分筆)」して
複数戸の「建て売り」住宅を建てて売りさばく。
余裕を持たせて2つに分割すれば良いものの
無理やり3つに分割するので当然「一戸」当たりの「土地面積」が不足する。
一棟建てるためには
建物+駐車場+外構のスペースが必要
もともとの土地が広くは無い場合なら、なおさら
一棟を建てるべきスペースに二棟建てるので
土地に余裕が無い。
その結果「エアコンの室外機」を置く場所が無くなる。
(あるいは建物の床面積が少なくなる=高く売り付けられない)
しわ寄せを「マルチエアコン」でごまかす。
エアコンの寿命はおよそ10年。
一方で家は少なくとも30年程度は居住する。
必ず「エアコン入れ替え」は発生する。
新築時に設置した「マルチエアコン」は10年も経つとパーツ入手不能で
「修理不可能」=エアコン「総入れ替え」
10年後に50万円クラスの出費から逃れる事は出来ない。
「マルチエアコン」の場合、各部屋のエアコンには「コンセント(エアコン専用回路)」がない。
新たに「ブレーカー(分電盤)」から「配線」を引いてきて「コンセント」を新設しなければならない。
エアコン1台につき1.5万円〜3万円ほど「電気工事」にお金がかかる。
しかも「露出配線」で見た目が悪い。
『マルチエアコンとは?』
http://kato-aircon.com/multi_aircon.html