むか〜し、昔、洗濯とは「川に出かけて」行うものだった、そうな
昭和の時代には、井戸や水道が普及したので「川に洗濯に」行かなくて良くなった。
「たらい」と「洗濯板」を使って「洗って」、絞って「脱水」していた。
当時の人からみれば「電気洗濯機」は、とんでもない「贅沢品」だっただろう。
電気洗濯機も
2槽式は「給水、洗濯(かくはん)、脱水、排水、給水、かくはん、脱水」の操作を手動で行う。
ほぼ付きっきりだが「人力」で洗い、絞る事に比べれば「神器」と呼べる代物だった。
洗濯物を入れて「洗剤を計量、投入」して「スタート」してしまえば
人の手を借りずに「洗濯、すすぎ、脱水」を自動的に行う洗濯機を「全自動洗濯機」という。
全自動洗濯機は『必然的』に「1槽式」となる。
乾燥機能の無い(インバータ搭載)縦型洗濯機は、およそ10万円
縦型洗濯機の上に設置する横型回転ドラム式乾燥機には
おおまかに2種類有る。
・「ガス(燃焼)乾燥機」室外排気 20万円(本体+設置、排ガス工事費)
・「電気ヒーター式」室内排気 8万円(本体7万円+設置置き台1万円)
洗濯が「終わるのを待って」洗濯機から「取り出し」て
乾燥機に「持ち上げて投入」して「スタート」
まさに「2槽式」洗濯+乾燥機
一体型の洗濯乾燥機には2種類有る
・縦型(回転ドラム式)洗濯乾燥機(回転軸が垂直)
・(横型回転)ドラム式洗濯乾燥機(回転軸が水平)
本当は、どちらもドラム式ではあるが
世間的には通常「ドラム式洗濯(乾燥)機」といえば「横型回転ドラム」タイプを指すようになっている。
6〜7年は使用するとして
365日×6=2,190日
乾燥無しの縦型洗濯機との差額を20万円として20万円÷2,190日=1日あたり機器使用料92円
1日92円+2回分の電気代58円=150円
1日150円で12kgの洗濯物を「干さなくてよい」
「使い方、お手入れが簡単」で、「時間短縮で、電気代が安く、水道代も安い」
これこそ、まさに夢の「全自動洗濯乾燥機」
いっぽう
令和にもなって、いまだに一部のドラム式洗濯乾燥機は苦労が絶えない。
「下水臭い」洗濯物を「たくさんの時間と電気代と水道代」を使って製造する
まさに悪夢な「ビックリドラム」を販売する悪徳業者が存在する。