キニナル 〜見てきた事や聞いた事〜

いつか、どこかで誰かの役に立つ?かも

「20年」燃え続ける「冷蔵庫」

結論:「シャープ」の冷蔵庫「燃えすぎ」

 

原因:「コンプレッサー」始動リレー内部の「PTC素子」から「発煙・焼損」

 

確認できるだけで、1999年製造の機種から

「2007年から2018年」発覚まで「ずっと」改善されること無く「始動リレー」が燃えている。

 

 

『シャープ「重大製品事故情報一覧」』

https://jp.sharp/support/announce/information.html

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"5.「火災」(消防が確認したもの)"

という事は

・「消防当局」が把握していないもの

・「検証が済んでいないもの」

は載っていない、という事だろう。

 

 

 

 

火災事故が、あまりにも多すぎて話にならない。

2015年11月発売の機種「SJD14B」でも、さっそく火災が発生している。

 

"焼損が著しく、制御基板が焼失して確認できなかった"

"製品起因か否かを含め、事故原因の特定には至らなかった。"

 

「製品安全」に対する意識が低く、「自分に甘い」

メーカーの姿勢が良くあらわれている。

 

 

部品購入先の「中華メーカーの品質問題」(他人のせい)にしたいのだろうが

品質(安全性)の低いかわりに格安な「部品」を「選んで調達」しているのは他ならぬ「シャープ自身」なのだから

「安全性」よりも「儲け優先」と責められても仕方ない。

 

 

 

 

 

2017年10月27日 (静岡県

電気冷蔵庫 〔SJ-D14B〕
「店舗の作業場で当該製品及び周辺を焼損する火災が発生した。
当該製品の残存する電気部品に出火の痕跡は認められなかったが、焼損が著しく、制御基板が焼失して確認できなかったことから、製品起因か否かを含め、事故原因の特定には至らなかった。」

 

 

https://www.tfd.metro.tokyo.lg.jp/hp-kouhouka/pdf/260320.pdf

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2017年10月15日 (千葉県)
電気冷蔵庫 〔SJ-23D〕
「当該製品の内部部品を焼損する火災が発生していた。
事故原因は、当該製品のコンプレッサー始動用に使用されている始動リレー(起動用電気部品)内のPTC素子(電流を制御する部品)の品質にばらつきがあること等により発熱故障し、始動リレー内部で発煙・焼損したものと考えられる。」

 

 

2017年10月2日 (宮城県
電気冷蔵庫 〔SJ-23D〕
火災警報器が鳴動したため確認すると、当該製品の内部部品を焼損する火災が発生していた。
事故原因は、当該製品のコンプレッサー始動用に使用されている始動リレー(起動用電気部品)内のPTC素子(電流を制御する部品)の品質にばらつきがあること等により発熱故障し、始動リレー内部で発煙・焼損したものと考えられる。」

 

 

・2018年8月18日 (東京都)
・2018年7月12日 (東京都)

・2017年8月19日 (兵庫県
電気冷蔵庫 〔SJ-WA35C〕


当該製品の内部部品を焼損する火災が発生した。
事故原因は、当該製品のコンプレッサー始動用に使用されている始動リレー(起動用電気部品)内のPTC素子(電流を制御する部品)の品質にばらつきがあること等により発熱故障し、始動リレー内部で発煙・焼損したものと考えられる。

 

 

2011年6月19日 (東京都)
電気冷蔵庫 〔SJ-23B-H〕
異臭がしたため確認すると、当該製品から発煙し、当該製品の内部部品を焼損する火災が発生していた。事故原因は、当該製品の圧縮機用始動リレーの内部素子(PTC素子)が破損していたことから、PTC素子の部品不良によって過電流が流れたため、異常発熱し、焼損に至ったものと考えられる。

 

 

2011年5月31日 (東京都)
電気冷蔵庫 〔SJ-E30B〕
発煙に気付き確認すると、当該製品の内部部品を焼損し、周辺を汚損する火災が発生していた。事故原因は、当該製品の圧縮機用始動リレーの内部素子(PTC素子)が破損していたことから、PTC素子の部品不良によって過電流が流れたため、異常発熱し、焼損に至ったものと考えられる。

 

 

 

2011年1月2日 (千葉県)
電気冷蔵庫 〔SJ-WA35C-H〕
当該製品の内部部品が焼損し、周辺を汚損する火災が発生した。事故原因は、当該製品の圧縮機用始動リレーの内部素子(PTC素子)が破損していたことから、PTC素子の部品不良によって過電流が流れたため、異常発熱し、焼損に至ったものと考えられる。

 

 

 

2010年12月2日 (東京都)
電気冷蔵庫 〔SJ-E35KC-H〕
当該製品から異音と異臭がしたため確認すると、当該製品背面部の内部部品の一部が焦げていた。事故原因は、当該製品の圧縮機用始動リレーの内部素子(PTC素子)が破損していたことから、PTC素子の部品不良によって過電流が流れたため、異常発熱し、焼損に至ったものと考えられる。

 

 

2010年9月12日 (大阪府
電気冷蔵庫 〔SJ-WX48C〕
発煙したため確認すると、当該製品及び周辺が焼損する火災が発生していた。現場周辺には、当該製品の他に出火源となるものはなく、当該製品の部品の一部が回収されていないことから、製品起因か否かを含め、事故原因の特定に至らなかった。

 

2009年7月28日 (神奈川県)
電気冷蔵庫 〔SJ-E30B〕
当該製品から異臭がするため、確認したところ、内部電気部品が焼損していた。事故原因は、当該製品の圧縮機用始動リレーの内部素子(PTC素子)が破損していたことから、PTC素子の部品不良によって過電流が流れたため、異常発熱し、焼損に至ったものと考えられる。

 

2009年2月28日 (愛媛県
電気冷蔵庫 〔QJ-EW61〕 (輸入事業者:ドメティック株式会社、シャープブランド)
外出先から帰宅すると異臭がしたため確認すると、当該製品付近から発煙・発火していた。
調査の結果、当該製品背面のヒーター断熱材の一部が溶融しており、ヒーター線とヒーターリード線を接続するカシメ部に炭化及び緑青が認められたため、当該部分が接触不良により過熱され、出火に至ったものと考えられる。
ただし、当該カシメ部に溶融痕等の異常が認められなかったため、原因を特定することができなかった。

 

 

 

2008年12月16日 (東京都)
電気冷蔵庫 〔SJ-E30B-C〕
ブレーカーが作動したため確認すると、当該製品の下部から発煙していた。事故原因は、当該製品の圧縮機(コンプレッサー)の主巻線がレイヤショートし過電流が流れた際に、プロテクター(オーバーロードリレー)が動作しなかったために、接続端子部等が異常発熱し、周辺を加熱・焼損したものと考えられたが、レイヤショートの原因及びプロテクターが動作しなかった原因は特定できなかった。

 

 

 

 

2008年3月27日 (岐阜県
電気冷蔵庫 〔SJ-11TL-A〕
当該製品から異臭がし、発煙したため扉を開けた際に発火し、庫内の食材が焼損した。調査の結果、当該製品の内部配線コネクタ部のリード線に溶融痕が認められたが、コネクタ部が異常発熱した痕跡を確認することができなかったため、原因を特定することはできなかった。

 

2008年1月3日 (東京都)
電気冷蔵庫 〔SJ-23DC〕
冷蔵庫から発煙し、焦げ臭いにおいがした。製品内部を確認すると、部品の一部が焦げていた。原因は始動リレーの故障により過電流が流れ、発熱し焼損に至ったものと思われる。

 

 

2007年6月10日 (東京都)
電気冷蔵庫 〔SJ-E35KC〕
台所付近から異臭がすることに気づき、しばらくすると冷蔵庫付近から発煙した。
事故原因は、始動リレー内部にあるPTC素子が故障し、過電流が流れたため異常発熱し、始動リレーの樹脂部が溶融し発煙に至ったものと考えられる。