キニナル 〜見てきた事や聞いた事〜

いつか、どこかで誰かの役に立つ?かも

電気炊飯器の開発の歴史

世界初の「自動式電気釜」

光伸社(発売は東芝)1955

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バイメタル式(火加減調整無し)

二重釜構造、バルミューダの炊飯器は、「ただ炊けるだけ」な、この方式(60年遅れの技術)

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味は推して知るべし

 

 

 

世界初の「マイコン式炊飯器」

松下電器1979

マイクロコンピューターでヒーターをコントロールして、美味しい火加減を実現

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世界初の「IH炊飯器」

松下電器1988

・内釜自体を発熱させる「直接加熱」=高火力

 

 

世界初の「圧力IH炊飯器」

三洋電機1992

・「100℃を超える」高温加熱=高火力

 

 

世界初の「全面発熱IH」

松下電器 2001 SR-HGB,SR-Dシリーズ

・通常の底IHだけでは無く「側面2段IH+蓋IH」で全面加熱(4面)

米全体をしっかり加熱して、ふっくら炊き上げる

 

 

世界初の「可変圧力IH炊飯器」

三洋電機2002   ECJ-DK10型

・「おどり炊き」=「かきまぜ対流」で米全体をしっかり加熱

 

 

世界初の「高温スチーム炊飯器」

松下電器2003  SR-SHAシリーズ

・炊き上がりに加熱水蒸気で「焼く」

ふっくら炊けて、しっかり粒立ち

 

 

本炭釜

三菱電機2006   NJ-WS10

底IHでも発熱量を上げる「炭釜」

 

 

匠純銅

三洋電機2010 ECJ-XP2000

「底IH」でも熱を伝えやすい「銅素材」で米全体を加熱

 

 

美味しい炊飯器は

「かまど」で炊いたゴハンが理想

 

・高火力=IH(電磁誘導加熱)

 

・全体をムラなく加熱=「全面IH(底IH+側面IH+フタIH)」

 

・米全体を対流させる=「おどり炊き」急減圧して突沸させて攪拌する。

 

・重くて厚みのある木蓋で「圧力調整」=「可変圧力」

 

・美味しく仕上げる「達人の火加減」=「銘柄米炊き分け」

 

・粒が立つ=炊き上がりに「220℃ IHスチーム」で焼いて粒立たせる

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マイコンの仕組み

https://ednjapan.com/edn/spv/1509/16/news022_2.html

 

炊飯器の選び方

https://s.kakaku.com/kaden/rice-cooker/guide_2125/

 

 

炊飯器の歴史

https://www.jema-net.or.jp/Japanese/ha/suihanki/history.html

 

三洋電機開発年表

http://www.youyuhyogo.org/memorial.html/museum/syouhin.pdf/syouhin-n.pdf

 

SR-HGB

SR-D18B 全面IH(4面IH) 2001
蓋にもIHがついた全面IHの高火力でおいしいご飯が炊けるIHジャー炊飯器

https://www.g-mark.org/award/describe/1648

 

パナソニック

http://koueki.jiii.or.jp/innovation100/innovation_detail.php?eid=00086&age=stable-growth&page=keii

1974年初のIH調理器を市場に投入

1978年卓上型IH調理器を発売

1983年IH技術を用いたジャー炊飯器を開発

2002年オールメタル加熱型のIHクッキングヒーターを開発

http://koueki.jiii.or.jp/innovation100/innovation_detail.php?eid=00086&age=stable-growth

 

炊飯器では三洋電機の可変圧力IH、パナソニックの高温スチームなど、各メーカーが独自技術をアピールし、炊飯器が高級化

https://mainichi.jp/articles/20190125/gnw/00m/040/001000c

 

 

そこが知りたい家電の新技術
三洋電機「匠純銅 おどり炊き」

https://kaden.watch.impress.co.jp/cda/column/2007/09/25/1296.html