EV(電気自動車)には必須の「大容量バッテリー」
「リチウム」や「コバルト」などの原材料の取り合いで
市場価格が高騰するのは火を見るよりも明らか。
アメリカの電気自動車メーカー「テスラ」のEV車には
400kgを超える重量のバッテリーが積まれている。(バッテリー交換費用は300万円近くする)
モーターを制御して速度をコントロールする「インバーター」は「半導体」の集積回路。
世界中で一斉に電気自動車に切り替えると「原材料の不足で
自動車価格が高騰し一般市民は自動車を購入する事は難しくなる。
当然、半導体を内蔵した「家電製品」の在庫は不足し、値上がりする。
今ですら、給湯器が壊れても
「半導体不足」で「修理」も「買い替え」も出来ない状況なのに
どうするつもりなのか?
既存の「モーター」+「インバータ回路(半導体)」と「バッテリー」を組み合わせるだけと
「仕組みが簡単」な「電気自動車」
いっぽう、高度で複雑なノウハウが必要な「ハイブリッド車」。
ハイブリッド車は「エンジン」と「モーター」、「油圧ブレーキ」と「回生発電」の「緻密な協調制御」が求められる。
トヨタやホンダなどの日本勢が得意な分野。
ヨーロッパ勢などが逆立ちしても、先行するトヨタを追い越せないのが分かっているゆえの
「EV偏重」
純EVの一本槍戦略のせいで、EVが普及しないという皮肉。
テスラが中国でも半導体原因のリコール、当局は電池発火も問題視 | 日経クロステック(xTECH)