キニナル 〜見てきた事や聞いた事〜

いつか、どこかで誰かの役に立つ?かも

「ECMO(エクモ)」があれば大丈夫?  「新型コロナウィルス」を正しく恐れるという事。

『28歳三段目・勝武士さん、コロナで死去…救急搬送翌日に気管切開処置、ICUで1か月闘病』
5/14(木) 6:00配信

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200514-05140012-sph-spo

"国内プロスポーツ選手として初めてだけでなく、国内でも20代の死亡例の報告はなかった。その衝撃は計り知れない。"

 

 

 

 

高田川部屋の三段目力士28歳

4/04  38℃台の発熱

 

4/05 発熱が続き

師匠の高田川親方らが、保健所や近隣の病院に問い合わせたが受け付けてもらえなかった

 

04/08 血痰があり 救急車で都内の病院に入院

簡易検査では「陰性」

 

4/09 症状が悪化(重篤化)、転院

(気管切開)人工呼吸器による治療

転院先で「PCR検査」を受ける

 

4/10  PCR検査の結果が「陽性」

 

4/19 集中治療室(ICU)で治療を受けていた(人工心肺「ECMO」治療か?)

 

5/13 「新型コロナウィルス性肺炎」による「多臓器不全」により死去

 

 

 

 

大竹まこと ゴールデンラジオ! | 文化放送 | 2020/05/13/水 | 13:00-15:30 http://radiko.jp/share/?t=20200513135225&sid=QRR

 

 

 

 

 

NHKの報道は、

「大したこと無い」と庶民に思わせるような書き方だが

よく見てみると、「新型コロナ対応のベッド数」が少なすぎる事に気付く。

軽症〜中等症までの対応。

 

重症(重篤)な患者には「一般病棟」のベッドでは無くて

「集中治療室(ICU)」のベッドが必要になる。

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よく見てみると「東京都」は、さすがに「入院患者数」が多い

 

東京都、埼玉県、千葉県に隣接している

茨城県(つくば市)、栃木県(宇都宮市)、群馬県(高崎市)の

県全体の「ベッド数」が130〜165って「少なすぎる」

 

鉄道で繋がっている地域は、つねに感染拡大のリスクをかかえている

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これ以上、医療への支出をケチってどうする?

 

今この時点の「医療体制の拡充」は「国防」予算と言って良いと思うが?

 

防衛費は「5兆円」

 

「GoToキャンペーン」に1兆8,482億円(新型コロナ終息後の消費喚起策)

 

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地方への臨時交付金1兆円を引いた8097億円のうちから何割かが

「医療体制拡充」へまわされる。

 

 

 

医療崩壊の危機は
新型コロナ対応のベッド数と入院患者数データ』2020/05/12

https://www3.nhk.or.jp/news/special/coronavirus/medical/

"東京都を除くすべての道府県で「入院患者の数」が「確保できている病床数」の8割を下回り、病床がひっ迫する状況が緩和されてきていることが分かりました。"

 

 

 

人の移動と経済活動を徹底的におさえても「ベッド数の7割」を超えている。

補償なしの「緊急事態宣言」解除で、すぐにパンクするのは明白。

 

 

 

 

マスコミは「エクモは切り札」みたいに持ち上げた時期があるが

最後の手段でしか無い。

 

意識不明に陥って、肺が機能しなくなった場合に「集中治療室」で使われる。

1ヶ月で回復できるかどうかが「生死の分かれ目」

 

 

「人工心肺(ECMO)」

ICUで1チーム20人がかりで24時間1ヶ月運用し続ける機械。

https://www.mbs.jp/mint/news/2020/03/31/076276.shtml

"つまり、エクモで血液が循環している限り、肺が止まって呼吸をしていなくても生きることができるため、肺の機能を使うことが難しい重篤な患者に使われるのです。"

 

"エクモの使用期間は2~4週間と言われています。"

 

 

 

 

「人工肺とポンプを用いた体外循環回路による治療」

「ECMO(エクモ)」=「体外式膜型人工肺」

https://fujita-accm.jp/outline/medical_guide/ecmo

"ECMOは呼吸と循環に対する究極の対症療法であり、根治療法ではありません。通常の治療では直ちに絶命してしまう、または臓器が回復不能な傷害を残すような超重症呼吸・循環不全患者に対し、治癒・回復するまでの間、呼吸と循環の機能を代替する治療法です。"