中国の家電メーカー「海信集団(ハイセンス)」と取引関係のある「メーカー」と「製品」
ワールプール 「冷蔵庫」「 エアコン」
東芝(美的集団) 「冷蔵庫」「エアコン」「電子レンジ」
日立 「冷蔵庫」「エアコン」「電子レンジ」
アイリスオーヤマ 「冷蔵庫」「エアコン」「電子レンジ」
シャープ 「冷蔵庫」「エアコン」「電子レンジ」
ツインバード「電子レンジ」
ZEPEAL(ゼピール) 「電子レンジ」
AQUA(ハイアール) 「電子レンジ」
製品自体を作ってるのが、同一の中国メーカーで
中国工場で完成した製品に各メーカーの「ブランドロゴ」貼り付けて日本に出荷
「小型冷蔵庫」
上「東芝」「GR-P15BS」、下「アイリスオーヤマ」「AF156Z」
上「日立」「RL-154JA」 、下「ヤマダセレクト」「YRZ-F15G1」
「電子レンジ」
日立、アイリスオーヤマ、東芝、シャープ、家電量販店オリジナルブランド、ツインバード、ZEPEAL
上「日立」「HMR-FS182」、下「アイリスオーヤマ」「IMB-F183-5」
「東芝」「ER-SM17」
上「シャープ」「RE-TF1」、下「ヤマダ電機オリジナル」「YMW-S18F1」
「扉の開き方向」と「操作パネル」の発注仕様が違うだけで、内部構造は5機種とも共通。
(昔は高性能・高品質で知られた「NECのパソコン」だが、
中身が、中国メーカーの「レノボ(聯想集団)」委託で作られるようになって
レノボで部品調達、生産、品質管理をするため
製品の品質がガタ落ちしたのと同じ構図。)
若干、出力などで差別化をはかってはいるが、使っているパーツ(部品)の「グレード」は同じため
「温めムラ」や「耐久性」は中華メーカーと同等だが「販売価格」に差があり過ぎる。
俗にいう「ジェネリック」メーカーの商品は1万円以下の販売価格なのに対して、
国内有名メーカーのブランドがついているだけで2万円をこえる値付け。
家電製品に詳しく無い「一般消費者」は、まんまと安物を「高値づかみ」させられる。
上「ZEPEAL」と下「ツインバード」
店頭で実際に商品を見比べれば、「外観」「扉を開けた内部の作り」や「天井ヒーター位置」などに気をつければ
すぐ見破れる。
「冷蔵庫(中型以上)」
そもそも自前で作っていない冷蔵庫の心臓部の「コンプレッサー(モーター)」や「熱交換器」などの重要部品
そして「制御基板」などの「コンデンサ」や「プラスチックパーツ(樹脂部品)」、「フレーム(骨格)」も中国の同じメーカーから調達して、
日本の工場で「最終組み立て」だけ行った「日本製」の冷蔵庫
「中華コンデンサ」がパンク(破裂)するのは良くあることで
一時期「東芝」や「ソニー」のパソコンで話題にもなったが(実は、俗に言う〇〇タイマーの元凶だったりする)
やけに安いメーカーの「日本製」冷蔵庫は
「(静音性や省エネ性など)カタログ通りの性能が出ていない」
「(初期、長期)故障率が高く」
「初期性能の劣化が激しく」
「パーツ交換しても同じところが壊れやすい」
逆に「品質の自社基準」が高いメーカーは「製品価格」は高いが
海外の自社工場で生産することで「人件費」を抑えるが、人材育成も自社で行い。
長寿命で痩せにくい「パッキン」
割れにくく強度のある「プラスチック」
高品質な日本メーカー製の「半導体(LSIやコンデンサなど)」
「日本メーカー製のベアリングを使用したモーター」
逆に、いくら「モーター」が良かろうとも回転軸を支える「ベアリング」をケチると
音がうるさく、耐久性が無いなんて事になる。
(例として分かりやすいのは、日本車と外車の信頼性の違いで
使っているのが「日本メーカーの高品質な部品」かどうかがキーポイント)
「日本メーカーのブランド」を信用して購入した消費者に対して
「中華品質の日本製」を「信頼の日本ブランド」とCMなどで思い込ませて(優良誤認)売りつけるとか、
消費者への重大な裏切り行為だと考える。
一部を除いた日本メーカーの「信頼性」「耐久性」などの
「品質の低下」が止まらない理由が理解出来る。
合弁会社「海信(ハイセンス)日立」
https://www.jstage.jst.go.jp/article/asianstudies/60/4/60_73/_pdf
プロのエアコン職人が語る「壊れやすいエアコンメーカー」