キニナル 〜見てきた事や聞いた事〜

いつか、どこかで誰かの役に立つ?かも

軽自動車の車検費用

 

出荷時検査をしてから新車は工場を出る。

 

車検は、新車登録から3年

その後は2年ごとに行われる。

 

 

検査実施時の安全機能(ブレーキ機能や排ガス浄化能力など)が

基準以上にある事を確認するのが車検。

 

 

 

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車検費用は法定費用と車検整備費用の2点

 

法定費用は車検を受けるために必ずかかる費用

「24ヶ月分の自賠責保険

「重量税」

「印紙代」

この3点は、どこで車検を受けても金額は変わらない。

 

 

差が出るのは

「車検基本料」

「法定点検料」

「事務手数料」など

 

 

車検整備の費用の内訳は

「部品代」と「交換工賃(脱着の手数料)」

 

自動車は走れば消耗する

そして走らなくても経年劣化する

 

 

タイヤは走れば減り、タイヤに刻まれた溝が浅くなれば

雨天時に止まれなくなる。

 

タイヤが減り過ぎれば、内部構造が露出し破裂(バースト)する。

 

ブレーキは使用すれば「ブレーキパッド」が摩耗して

限界を超えると止まれなくなる(停止距離が極端に伸びる)

 

ワイパーゴムやゴムブッシュ、油脂(エンジンオイルやグリス)などは

時間の経過と共に劣化するので定期的な交換が必要。

 

 

 

タイヤやブレーキ、バッテリーなど、普段から自身でチェックして

その都度メンテナンスしていれば、車検の際に一度にドカンと費用がかからない。

 

 

逆に言えば、車検を受けるための点検時に同時に交換してしまった方が良いパーツも有る。

 

「ブレーキパッド」などは、その代表例。

 

法定点検時(24ヶ月点検)には

ホイール(ホタイヤ)を車体から脱着して

ブレーキキャリパー周りをばらし「ブレーキパッドの残量」を確認する。

 

あと2年乗るにあたって、残量に余裕がなければ車検時に交換してしまった方が

「ホイール脱着」「ブレーキ分解」の工賃分が浮く。