冷蔵庫、冷凍庫の「そもそもの仕組み」
「断熱」された「箱の中」を「クーラー」で冷やす家電製品
鉄の箱の内側にプラスチックの箱を入れ
隙間に「断熱材」である「発泡スチロール」や「発泡ウレタン」を充填する。
「発泡スチロール」よりも「発泡ウレタン」の方が「断熱性能が高い」
さらに言えば「最新の断熱材」である「真空断熱材」は「高価格だが高性能」
外側からの熱の流入を防ぎ、内側の冷気を逃がさない。
ヒートポンプで内側の熱を外側に運び出す
=内側が「冷える」
「ヒートポンプ」は
「エアコン」「エコキュート」「コンプレッサー式除湿機」などでも使われている仕組み
内側の熱交換器が冷える=熱を奪う
奪った熱を外側の熱交換器で「放出」する
=冷蔵庫の側面の壁が熱くなる
内側の「冷えた」熱交換器に「庫内の空気」を当てることで「庫内が冷える」
庫内の空気に含まれる「湿気」は「内側の熱交換器」に結露して「除湿される」
結露した水分は凍って「霜になる」
=「霜取り」が必要になる
#中華メーカー製の「低価格な真空断熱材」も存在するが
「初期断熱性能」が低いうえ、「経年劣化が激しい」
中華メーカー製造の「真空断熱材」に使われている「外装フィルム」はペラペラで「機械的強度」が低く弱い
そのため「衝撃やキズ」で「真空では無くなる」
かつ「ヒートシール層の樹脂」も「粗悪品」なため「ラミネート性能が低い」
=「高真空度を維持出来ない」
カタログスペック(性能)は「良いことになっている」が
自宅に届いた「実際の製品」は「カタログどおりの性能」が無い。