キニナル 〜見てきた事や聞いた事〜

いつか、どこかで誰かの役に立つ?かも

エアコンの「隠蔽配管」 百害あって一理無し?

 

 

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一戸建てを建てるさいに、ハウスメーカーは「エアコンの配管」を壁の中におさめる

「隠蔽配管(いんぺいはいかん)」でプランニングしがち。

確かに「見た目はスッキリ」するが、メンテナンス性は「最悪」

 

エアコンの「室内機」と「室外機」をつなぐ配管は「銅」で出来ているため

「曲げ」を繰り返すと「ひび」が入ったり、「割れたり」する。

 

大きな地震が有ると、「室外機」が揺さぶられ屋外の壁から出た「銅配管」にストレスをかける。

 

もともと「銅配管」は痩せていくので何年も使えるものでは無い。(運が良くて15〜20年程度?)

 

家の寿命から見て2〜3回は「交換が必要」になる可能性が高い。

その度に「壁を剥がして配管撤去&配管新設」するのは「工期+費用的に見て」現実的では無い。

 

どこかのタイミングでは、結局のところ

外壁に穴を開けての「一般的な取り付け」に行き着く。

早いか遅いかの違い。

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エアコン(インバータ基板)が故障して、室外機の「コンプレッサー」が起動しない状態では

「ガスと潤滑油」を回収する「ポンプダウン」が行えず

 

また、コンプレッサー焼き付きでの故障で有れば

「既設配管」の洗浄作業で2万以上の作業料が必要になる。

 

 

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http://www.eletop.jp/cleanup/index.htm

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銅配管が無事だとしても

プラスチック性の「ドレンホース」が劣化して穴でも開こうものなら放置すると

壁内を腐食させる原因になる。