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小学館は昔から

 

 

広報が無能?

 

 

週刊サンデーに漫画家続々苦言 小学館はどうなっているのか: J-CAST ニュース【全文表示】

小学館広報室では、相次ぐ漫画家の苦言について、「いろいろなことを言う人がいますが、一つ一つにコメントする必要はないと思っています」と述べた。発行部数が一時期より半減して90万部台に留まっている影響については、「そういうことはないです」と否定。さらに、苦言の原因について聞くと、「それは分かりませんね」と答えた。

 

 

 

 

 

2008年に発覚した

サンデー「金色のガッシュベル」での小学館による「原画紛失」問題

 

 

 

小学館にとっての飯のタネである「マンガ原作」

 

その原作者をないがしろにするという

社風は簡単には変わらないのだろう

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

金色のガッシュ!! の原画紛失騒動: 蜜あふるる約束の地

私自身も印刷や広告の仕事をしていた頃、顧客から預かった写真や大事な原稿を紛失してお詫びに伺った経験等から考えると、こういった場合まず謝意を示し、誠心誠意謝るのがビジネスの基本で感情の縺れが解けてから金銭的な保障の話に移るのが常道です。対顧客でなく対下請けだったとしても。

 

 

 

 

作者の「とても大切な原稿なんです。原稿料もう1回支払えば済むんだっていう、そういう軽々しい見方をされるのが、一番腹が立ちます」というコメントからはそう読み取れます。編集部側からすれば原版のポジフィルムもあるし、製版データも残ってるから「出版」という作業には支障ないし、原稿なんざ別にどうだっていいんでしょけど。

 

このように作者にとっては大切な「作品」なんですが、出版社にとっては文字通り「原稿」、印刷物を作るための材料でしかない、という風潮は若干はあるでしょうから、今回の件は後進の作家のためにも警鐘を鳴らす意味はあったのかもしれません。

 

 

気になるのは、一時期のサンデー作家陣が最近は他の出版社に流出する傾向が多いということ。曽田正人しかり、藤田和日郎しかり、久米田康治しかり。全部講談社に移動してますね。古いとこでは吉田聡なんかもそうです。調べればもっといるかもしれません。

 

 

高橋留美子あだち充青山剛昌を見てわかるように、元々小学館作家の飼い殺し傾向があります。(子会社である集英社も同様ですが)。体質に合っている作家さんはそれで伸び伸びと描けますが、息苦しさを感じる方もいらっしゃるのではないかと、今回ふと考えてしまいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

編集部事情から振り返る小学館問題

パワハラを加えていたのは前任のI、そう、ガッシュの原稿を紛失した張本人である飯塚洋で、告発文中でも今の担当のK (=冠茂) のことは「担当が変わって話を聞いてもらえるようになった。やっと普通に漫画を描けるようになった。」