ロシアからの「天然ガス」供給パイプラインに頼り切っているヨーロッパ
ドイツでは冬季の「温水暖房」だけで無く、電力供給にも「天然ガス」が使われている。
電力の使用量が8割少なくて済む「ヒートポンプ式冷暖房(エアコン)」の各家庭での普及率が低い。
ハイブリッド車はエコでは無い、エアコンはエコじゃないと言っていたのに
あわてて「電気ヒーター」暖房を買い求める市民
「電気ヒーター」は「エアコンの3〜5倍」の電気使用量(温暖化ガスの発生量も5倍)だということは
知っているのか?
CNN.co.jp : 記録的猛暑続く欧州、エアコン普及率5%未満 鉄道や原発もストップ - (1/2)
2017年の報告によると、欧州でエアコンの設備がある世帯は5%に満たない。影響は公共交通機関にも及んでいる。
ここへきて突然「冬のガス不足」を警告し始めたドイツ政府のジグザグ運転ぶり(現代ビジネス) - Yahoo!ニュース
ドイツの世帯の半分はガス暖房なので、厳冬期にガスがなくなると大袈裟でなく凍死の危険がある。
そこで、小さな子供のいる家庭、これから出産予定の人たちなどが先を争って電気のヒーターを買い始めた。
ドイツでは、自治体が地域一帯の暖房、および温水の供給を一括でやっているところが多いので、ガス欠でそれが機能しなくなると、水道管は凍結し、家は冷凍庫になる。
情報BOX:ドイツはロシア産天然ガスの供給停止に耐えられるか | Reuters
ロシアはウクライナ危機を背景に、パイプライン「ノルドストリーム1」を通じたドイツへの天然ガス供給を停止する可能性をちらつかせている。
今年1、2月に欧州に供給されたロシア産天然ガスの60%は、このルートを通じたものだった。
政府はエネルギー調達源を多様化し、ロシアへの依存を減らすために複数の措置を公表している。
同国は2年以内に初の液化天然ガス(LNG)輸入ターミナルを稼働させたい意向。
政府はまた、石炭火力発電所の稼働年限を延長することで、電力供給が不足した場合に再稼働できるようにしたい考え。家庭の暖房に使う天然ガスの節約につながる可能性がある。
ドイツでは昨年、電源の27%が石炭、15%が天然ガスだった。
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