塩素の毒性
http://www.kokusen.go.jp/pdf/n-20101111_1.pdf
https://www.gakkohoken.jp/column/archives/74
診療所内などの環境消毒に二酸化塩素ガスを使用することは毒性及び効果などの点において勧められない。
なぜなら、本ガスが眼や呼吸器系の粘膜を刺激して、咳嗽や喘息などの原因となる危険性があるからである。
またラットの吸入による急性毒性をあらわすLD50(実験動物の50%が死ぬ濃度)は、塩素が146ppmに対して二酸化塩素が32ppmでした。この数字は小さいものほど毒性が強いです。たった32ppmで半数のラットが死んでしまうので、二酸化塩素というのはかなりの毒性があるといえます。
https://anzeninfo.mhlw.go.jp/anzen/gmsds/7681-52-9.html
有効塩素12.5%溶液でのラットのLD50=8.8 g/kg (EU-RAR (2007)) に基き、区分外とした。なお、純品を用いたマウスのLD50=5,800 mg/kg (PATTY (6th, 2012)) との報告がある。