キニナル 〜見てきた事や聞いた事〜

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「睡眠薬」の選び方 作用機序の違い

秋は、脳が興奮して眠りにくくなる。

 

良い睡眠の為に、寝る2時間前までに入浴する

入浴で上がった「深部体温」の低下時に眠くなる

 

 

 

睡眠薬」は大きく分けて2種類。

・「ベンゾジアゼピン系」「非ベンゾ系」

・「メラトニン受容体作動薬」「オレキシン受容体拮抗薬」

 

 

 

・「脳の活動全体を低下させる」ベンゾジアゼピン系,非ベンゾ系

神経細胞に「−のイオン」を放り込む作用

 

「短期間に確実に効く」

しかし「脳全体の活動」が低下する為、

ふらつく、記憶力の低下などの影響が有り、かつ依存性が高い

「1ヶ月を超える長期服用はするべきではない」

 

医者の立場的に、目に見える効果を求めて処方してしまう。

 

 

 

・体内時計に働きかける、自然な効きかたの

メラトニン受容体作動薬」「オレキシン受容体拮抗薬」

 

「睡眠に関する部分だけに作用する」為、「副作用が圧倒的に少ない」

効果が弱かったり、効くまで時間がかかる、個人差が大きい、といった特徴が有るが

長期に服用した時の悪影響を考える必要が無い。

 

 

 

ベンゾジアゼピン睡眠薬を処方されて服用しているのに、自己判断で突然中止してしまうと

「反跳性不眠」が起こる事が有る。

 

一般的に「効きやすい」睡眠薬ほど起こりやすい。

反発作用で幻覚が見えてしまったりする。

(MDMAと同じような幻覚作用)

 

 

 

お酒も脳の神経細胞に「−のイオン」を放り込むので「眠くなる」

 

睡眠薬とアルコールは同時に摂取してはならない

最低2時間以上の時間的間隔を空ける

本当はアルコールを飲まないのが良い。

 

 

 

 

「参考資料」

斉藤一美 ニュースワイドSAKIDORI! | 文化放送 | 2019/11/20/水 | 15:30-17:50 http://radiko.jp/share/?t=20191120172800&sid=QRR

 

本郷赤門前クリニック

吉田たかよし」院長