SONY MUSICと聞くと思い浮かぶのは
レコードレーベルの「EPICソニー」
新人アーティストの発掘、育成に定評があるレーベルというイメージ
ミリオンセラーを生み出し、社会現象を起こしてきたSONY
YOASOBI発掘の経緯…ソニーミュージックの同期コンビが社会現象を巻き起こした : スポーツ報知
「僕とikuraちゃんと屋代、山本。4人で始まり、4人で駆け上がってきて―」
楽曲を奏でる2人を発掘し、プロデュースしたのは山本秀哉氏(33)と屋代陽平氏(31)。ソニーミュージックの同期コンビが社会現象を巻き起こした。
17年10月。新規事業担当の屋代氏は小説投稿サイト「monogatary.com」を開始。「小説をベースにした作品」をテーマにさまざまな分野で挑戦した後、音楽に目を向ける。社内のカフェで構想を聞いたレーベル担当の山本氏は言った。「やってみようか」
同期コンビが動き出した。「幅広い曲を作っていた」Ayaseを誘い、その後は3人でikura(20)に声をかけた。4人がそろったが、屋代氏は「長期的なプランはなかったし、相性が悪かったらすぐに“解散”するつもりだった」と振り返る。
Ayaseが中心となり、デビュー曲の“原作”となった小説「タナトスの誘惑」から楽曲制作を試行錯誤。半年間、4人のグループLINEで「思考停止するくらい」(屋代氏)にやり取りを交わし、デビュー曲の「夜に駆ける」が生まれた。瞬く間に大ヒットソングとなり、その後も「群青」「怪物」などヒット曲を連発。
YOASOBIにLiSA ソニーが音楽で一人勝ちする理由:日経ビジネス電子版