キニナル 〜見てきた事や聞いた事〜

いつか、どこかで誰かの役に立つ?かも

「焼きそば」に一工夫 「昆布酒」で美味しく

ビックコミック スペリオール2019.9.13号
味いちもんめ 継ぎ味」より

 

体調を崩して、店から退いていた日本料理「藤村」の親方「熊野」

体調も戻り、店に復帰することを決めた矢先

 

頼まれて、町内会の祭りで焼きそばの屋台を手伝う事に

 

隣の鉄板で「お好み焼き」を焼く、無気力な若者(何か面白い事が転がり込んでこないかとばかり考えている)

 

店の売り上げに手を付けようとした若者を止めた親方

負けたら1万円をやる、と売り上げ勝負を挑んだ。

 

翌日、仲間を集めて「お好み焼き」を買ってもらい勝利を確信する若者だが、

親方が作る「焼きそば」の美味しさが食べた人から広まり、売り上げは逆転

 

例年通りの代わり映えしない業務用の材料どうしで、

売り上げで大きく負けた若者に親方が言ったセリフ

 

「つまらん仕事に見えても、一工夫するだけで

こんなに面白くできるんや。

つまらん仕事なんかない。つまらん人間がおるだけや‼︎」

 

「お前が本当にやりたい事のために使え」と

親方は受け取った1万円を若者に手渡す。

 

少し前向きになれた若者は一歩踏み出す、といった内容。

 

 

 

親方の一工夫は、焼きそばの麺を鉄板の上で蒸し焼きする時に

一般的な「水」ではなく、自家製の「昆布酒」を使って食感良く仕上げた事。

 

 

 

 

ホント同じ仕事でも、取り組み方一つで

全然違う景色が見えるのは、よく分かる。

 

好奇心を持って仕事を楽しめたら最高だし、そうでなくても

探究心を忘れなければ良い仕事が出来るのではないだろうか?と常々思っている。

 

 

 

 

 

検索しても「塩焼きそば」とか「塩こんぶ」を使った焼きそばのレシピしか、検索結果に出てこなかったので

焼きそばを焼く時に「昆布酒」を使う例をメモ。

 

 

「昆布酒」は「清酒(日本酒)」に昆布ひとかけらをつけて

冷蔵庫で寝かしたもの。

 

今回「焼きそば」に使った事で、水よりもアルコールの方が蒸発が早いので

べとつかず、もっちりと仕上がる。(当然、昆布の旨味成分で味も良くなる)

 

 

 

料理研究家 松本忠子さんが考案した「昆布酒しょうゆ」

https://www.konbu.co.jp/recipe/?recipe=konbu-109
煮物、和え物、焼き物、炒め物などに万能の便利調味料です。

(作った翌日から使え、冷蔵庫で1ヶ月ほどもつ。

 

 

板前の裏ワザ「昆布酒漬け」レシピ。刺身を浸せば料亭の味に!(冷蔵庫で2〜3日もつ)

https://www.google.com/amp/s/mi-journey.jp/foodie/37018/amp/

 

 

基本の「昆布だし」のとり方

https://kombu.or.jp/power/dashi.html

 

 

 

 

番外編

f:id:Wonder7:20190904191142j:image

おでんのだし割「丸健水産」東京都北区赤羽

http://r.gnavi.co.jp/g-interview/entry/note/4277

おでんのだし割りみたいな「酒×汁=うまい」を見つけたい