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「テスラ」汎用バッテリーでコスト低減

18650型リチウムイオンバッテリ

 

専用バッテリーを新しく開発するのではなく

既存の製品を利用して、開発期間と開発コストを抑える手法。

 

そのぶん「バッテリー冷却システム」と「接触時のバッテリーの破損防止対策」に

しっかりと開発コストを割いている。

 

 

米テスラ・パナソニック、EV電池の容量7割増へ−米新工場で新型セル生産 | 自動車・輸送機 ニュース | 日刊工業新聞 電子版

モデルSの電池容量は、60kWhと85kWhの2種類ある。

 

また電池セルを十分に冷却できるように、電池セル間で十分なスペースを取るよう配慮している。

 

 

ロードスターでは主にSanyo(三洋電機)製を採用してきたが、モデルSでは電池容量が60kWhと85kWh、両方の仕様でパナソニック製を採用している(編注:パナソニック三洋電機を買収したことによってパナソニック製になったのではなく、パナソニック三洋電機を買収する前から独自に開発していた電池セルを採用した)。従来のSanyo製に比べてエネルギー密度が20%以上向上した。

 

 

 

 

電池セルを1個だけ交換することはできない。電池モジュール(一般的にEVの電池パックは複数の電池モジュールから構成される)であれば交換可能である。

 

なお、テスラのEVの電池モジュールは、全ての電池セルを直列で接続していないので、1個の電池セルが不具合を起こした場合でも、容量は低下するものの、すぐに使用できなくなることはない。