自宅で焼きたてのパンが食べられる
ホームベーカリー(HB)=自動パン焼き機
小麦粉を練って、発酵して、焼き上げる
1万円するかしないかのホームベーカリーは
「うるさい」「おいしくない」「うまく膨らまない」というレビューが多い。
安物ホームベーカリー
https://cybozushiki.cybozu.co.jp/articles/m001028.html
"実は最初のころ、冬にちっともパンが膨らまなくて故障を疑ったことがある。ところがネットで検索してみると、冬場のパン作りはちょっとコツが必要だということが分かった。室温が下がるので、発酵がうまく進まなくなるのだ。従って水ではなくお湯を使ったり、あるいはコタツの中に入れて温度を上げたりといった工夫が必要になる。"
"2台目は、当時家電製品レビューで評判の良かったオークセールの「siroca SHB-212」というモデルだった。見た目にも丸っこくて可愛い機器だったが、いかんせんモーターの回転音が甲高く、うるさかった。夜中に動作が始まると、2階の寝室で寝ていても気づくレベルだ。"
"2台目が壊れたとき、3台目をどうしようかと、いろいろ考えた。2、3年しかもたないものを、いつまで買い換え続けるのかということである。機材費や材料費を考えたら、スーパーで食パンを買ってきたほうが全然安上がりだ。"
「壊れやすく焼き上がりがイマイチな安物」に対して
TOPメーカー製品は、1年を通して安定した焼き上がり
美味しく、ふっくらと仕上がり
耐久性も高くて長持ち
https://cybozushiki.cybozu.co.jp/articles/m001029.html
"ホームベーカリー3台目として、パナソニックの「SD-BH1000」を購入した。過去購入してきたのは7000円〜8000円レベルのものなので、金額としてはおよそ2倍である。"
"それ以外にもメリットは大きかった。以前の低価格のものは、生地の練りが始まると、豪快なモーター音が響き渡った。さらに内部では材料がかき回されるので、ヤワな台に乗せておくとギシギシと揺れる。"
"ところがSD-BH1000は動作音が低く、テレビを見ていると動いていても気がつかないレベルだ。振動も少なく、台がきしむこともない。やってることはほぼ同じにも関わらず、設計やモーターの違いでここまで差があるのかと驚いた。"
"もうひとつは、このシリーズの売りである「パン・ド・ミ」がなかなか美味いことだ。パン・ド・ミとは、表面の耳が薄く、中身部分が多いパンのことである。"
"天板の裏側に熱の反射板を設けるといった工夫もあり、パンのてっぺんまできれいに均一に焼ける。うちではパン・ド・ミの焼き上がりにすっかり満足してしまったので、普通の食パンは全然焼かなくなってしまった"
"地味な機能としては、停電時の対策ができている点は素晴らしい。キッチンでは、まれに電気調理器具の組み合わせによってブレーカーが落ちることがある。こういうときに普通のホームベーカリーでは、再度通電したらその続きから……というわけにはいかない。仕込んだ材料が丸ごと無駄になってしまっていたのだ。"
"だがSD-BH1000では、10分以内に電力が復帰すれば、そのまま続きからコースを続行してくれるので、材料が無駄にならない。最近はバターも希少品になってきているので、こういった機能はありがたい。"