身近にある物に含まれる「鉛などの重金属」
知らずに使用する事で引き起こされる「健康被害」
昔から何回も繰り返される「公害」
https://www.tbs.co.jp/jin-final/oedo/oedo05.html#h30502
"江戸時代になると水銀が産出されなくなったために、また中国から輸入された『亜鉛おしろい』が主流となった"
"その時代によって美学というのも異なるけれど、江戸時代はとにかく白いほど美しいとされて、「色白は七難隠す」という言葉もこの頃から存在していたぐらい"
"ただ、そのおしろいが安全かというと…これが鉛中毒というものを引き起こす原因となっていて、この時代にはそれが原因とは知らずに早死する人も多かった。"
"ちなみに、この鉛中毒のせいで命を落とした赤ちゃんも、当時はたくさんいたといわれているんだけれど…それは、お化粧したお母さんの顔や胸元をなめてしまって、知らず知らずのうちにというパターン。"
"幼児の死亡率が非常に高い時代だから、その何パーセントがそれで命を落としたかはわからないけれど、おしろいがそんなに危険なものだということを、誰も気づかずに使用していたのよ。"
