2000年前後
もともとはアメリカなどで、簡易床掃除のための製品として
「電動式ちりとり」が存在した。(「電動ほうき」とも)
一例として「スイブルスイーパー」
TV通販などでおなじみの「ショップジャパン」が輸入していた
バッテリーで「2本のローラー」を駆動して、ゴミをかき込む仕組み。
「日本では」うるさい、バッテリーの劣化が早い(1年程度)、すぐ壊れる、修理出来ないと評価は散々だったが
そこそこ安くて、そこそこゴミが取れるので重宝している人もいた
https://magona.ti-da.net/e4018855.html
https://www.google.com/amp/s/www.hide10.com/archives/7483/amp
これに「自走式の車輪」と「障害物への接触」を検知する「バンパースイッチ」を付けたのが
ルンバの成り立ち(いわば自走式スイブルスイーパー)
(ウォルマートやコストコで200ドル以下で安く売られていた)
ナイロンブラシとゴム羽根ローラーで掻き込んでいるだけなので
掃除能力は低かったが、そこそこゴミが獲れて
なにより値段が安いのが良かった(アメリカでは)
今もTV通販などで3万円程度で売られている
ルンバ600シリーズ(旧型の500,700シリーズも)は、初代と仕組みは変わっていないので
(吸引モーターのパワーはUPしている)
裏の二本のブラシの手入れが大変な「旧世代」
ルンバ641
ダストボックス「内蔵の吸引モーター」なので
ダストボックスの水洗い不可。
「Xlifeバッテリー(ニッケル水素バッテリー)」なので1〜2年程度でバッテリーがヘタる。
ルンバを今から買うなら、e5以上がオススメ(e5,i7,i7+)
裏の二本のブラシが、髪の毛が絡みにくい「デュアルアクションブラシ」
(耐久性は落ちるようだが、800,900シリーズと同等の構造)というローラーになり
吸い込みモーターが本体内蔵になったので、今まで洗えなかった「ダストボックス」が洗えるようになった
(900シリーズは「ダストボックス内蔵吸引モーター」なので洗えない)
「リチウムイオンバッテリー」なので寿命が3年程度にのびた。
消耗品の交換頻度が高くてランニングコストが高めなのは、これまでと同様で変更なし
これより下は「汚れ」が出てくるので閲覧注意です。
「ダストカットフィルター」は3〜4ヶ月で交換。
メンテナンス(お手入れ)頻度は高め
エッヂクリーニングブラシ
「Aeroフォースリストラクター」800,900シリーズ
「デュアルアクションブラシ」も同じ仕組みなので「軸の周り」に髪の毛が絡みつく
そもそも、「ルンバ」はアメリカの製品なので「土足の床」で使う前提
床を削りながら掃除する為、デュアルアクションブラシは「消耗品」だし
ブオーという「吸引音」や、ガタゴトという「走行音」など「音がうるさい」
硬い床の「こびりついた泥汚れ」が落ちる代わりに日本では一般的な「合板フローリング」「カーペット」「畳」を痛める
大きなゴミは獲れるが、床のザラつきは残る(その為に「ブラーバ」が有る)
部屋の隅の掃除性能を重視していないのでゴミを取り残す。
(2本のブラシが「前」では無く、「本体の後方」にレイアウトされている為)
壁や家具にぶつかったらランダムに方向転換するだけなので
家具の配置によっては、部屋の真ん中のゴミも取り残す。
濃い青は、ゴミが獲れている所。
薄い青は、まあまあゴミが獲れている所。
青色が付いていない「灰色」の所は、掃除をしていない所。
(吸引力が弱いので「繰り返し」何度も掃除を行うことで清掃力を高める考え方)
本体前方に付いている「バンパー」を当てて障害物を検知する設計なので、巾木や家具にバンパーの黒い跡が付く、動作音がうるさくてテレビの音が聞こえないなどなど
清潔性や静音性などを気にしないアバウトな国民性のアメリカで企画されたのだから「細かいこと」を気にしていたら使えない。
それでも「便利だ」と思う人が使うのが「ルンバ」です。
rentio(家電レンタル)
https://www.rentio.jp/matome/2019/02/roomba-reiew-demerit/