空気清浄機能が付いた「ダイソン」の「羽のない扇風機」
TVCMなどでは、空気をキレイにしながら、
部屋の温度をコントロール出来る画期的な商品のように謳っているが
その実態は、一言で表すと「とても音がうるさいインテリアファン」
最大風量でも風が弱く
風呂上りには大いに不満を抱く事でしょう
寝室で使おうものなら騒音が気になり
半年から一年で6,480〜7,560円程度のフィルターを交換しなければならない上
エアコンなどと違い部屋の温度が下がる訳でも湿度が下がる訳でも無く
フィルターがついた只の送風機
家電というよりは、デザインにお金を払うオブジェ
それをわかった上で買うべきモノ
ちなみに派生機種の「ホットアンドクール」は「ヒーター」内蔵なので部屋を暖める事が出来るが効率が悪い為
冬は、部屋全体を暖めるのに1時間以上かかり
電気代は1カ月で1万円程度
(ダイソンのヒーター式と違い、エアコンなら仕組みが「ヒートポンプ」のため1ヶ月3,000円程度)
ヒーター使用時の消費電力「1200W〜1400W」のため
1時間あたりの電気代は30〜40円、1日10時間も使えば1ヶ月で¥9,000〜¥12,000-
しかも冷え切った部屋では、「周りの冷たい空気とヒーターからの温風をMIXする」ため
部屋全体が暖まるまでは「かえって寒い」
ゆえに新型では、前方に風が出ない「ディフューズドモード」が搭載されたというオチ。
それをダイソンに言わせると
「新しいディフューズドモードでは、本体後方の開口部から風を送り出し、正面から風を送り出さずに、効果的に空気清浄を続けます。」
空気清浄機能も本来は、使い続けた時に起こる
本体内部へ蓄積する「除去できないホコリ詰まり」対策だった訳だが
これも、ダイソンに言わせると
「先進的なフィルターがPM 0.1レベルの微細な粒子を99.95%捕らえ、Air Multiplier™ テクノロジーが部屋全体の空気を循環させ、清浄された空気を部屋中に送り届けます」となる
転んでもタダでは起きないのが「ダイソン クオリティ」
ダイソン製品は、メディアリテラシーを鍛えるのに絶好の教材であり
これを読み解ければ「ルンバの罠」にも引っかからずに済む